2016年12月5日月曜日

深センに行ってきた:準備編

前々から行きたいなと思っていた深センに、先日行ってきました!

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Maker Faire Shenzhen に参加したり、ニコ技深セン観察会に参加したり、深セン屈指の電気街「華強北」に行ったり、少年宮の書店に行ったりしてみました。ちなみに華強北は音声的には「ふぁーちゃんぺー」、英語圏では "Huaqiangbei" と書きますが長いので略して「HQB」と書かれることが多いです。

多分いくつかの記事に分けて書くことになりそうなのですが、まずは準備編。色々注意点があるなあと思ったのでまとめておきます。これから深センに行こうという方の参考になれば。

深センへの行き方 > 日本からの飛行機

東京からの飛行機は深セン空港か香港があるのですが、本数が多い上に割引キャンペーンが多いため、一緒に行ったメンバーの多くが香港空港から深センに渡っていたと思います。(SFから深センに行く人もたいてい香港から入っています。)

「よーし、深セン行くぞー」となったら、まずは航空券をチェックし始めることをおすすめします。。。というか、東京←→香港はお買い得キャンペーンがめちゃめちゃあるので、それをチェックしてみましょう。例えば我々が行った時期だと HK Express が「帰国便10円キャンペーン」というのをやっていて、実質片道の料金で往復できちゃいました。バニラエアも「片道8890円」 とかやっていたので、いくつかのLCCのキャンペーン情報を確認してから購入するとよいかと思います。

深センへの行き方 > 香港空港から深センへ

深センと言っても広いので、街のどこにいくのかによって交通手段は変わります。パラメータとしては a) 行き先は深センのどこ? b) 予算は? c) 時間の余裕は?。。。という3点で分けられる気がします。

下記のブログが詳しいです。
香港空港から深センへの行き方(フェリー・MTR・リムジンバス)まとめ

ざくっと書くと。

・華強北に行く場合:

1) 香港空港からバスで上水まで行き、上水から電車で羅湖へ行き、中国へのイミグレーションをしてそのまま地下鉄で華強北へ。
私は帰りはこのルートで深センから香港空港に行きました。時間はかかるけど安いです。

2) 香港空港からSkyLimo(乗り合いタクシー)で皇崗口岸へ行き、中国へのイミグレーションをして地下鉄で華強北へ。
私が深センに行ったときはまだ地下鉄が開通していなかったので、SkyLimo→タクシーで生きました。現在は地下鉄が開通し、これが一番速いそうです。早朝7時とかでも乗り合いタクシーが動いてるので、早朝着の飛行機で香港入りする方には特にオススメ。

・南山や蛇口、海上世界等に行く場合:

香港空港から深セン湾への直通フェリーが非常に便利だそうです。メンバーの何人かはこれで華強北まで来ていました。ただし、フェリーを降りてから華強北まで地下鉄で一時間ぐらいかかるし、最初のフェリーが9時からだし、フェリーの本数も少ないので、時間に余裕のある人向け。

交通事情はどんどん変わるので、下記を見ておくといいかも。
香港〜深圳移動情報(公開G)

華強の宿泊

華強広場酒店(Huaquiang Plaza Hotel)に、私含めたくさんの観察会メンバーが泊まっていました。地下鉄の駅の真上だし、華強北のど真ん中なので観光にも買い物にも非常に便利。料金も Agoda とかのメンバーになっておくとツインで8000円強なので二人で泊まれば一泊4000円強とそんなに高くない。短期の場合はここがオススメです。

長期の場合はちょっと離れますが「Makerな人向けには Panda Hostel がオススメ、ホテルじゃなくてホステルだけどね」と深セン在住のMakerな友人が言ってました。

通信手段の確保

・スマホやSIMの準備

下記のブログが詳しいです。
中国 深圳に行くためのモバイル環境 (スマホ/SIM) の準備まとめ - shao's diary 

ちなみに私はアメリカでProject Fiに加入していたので、東京だろうが香港だろうが中国だろうがどこでも自動でつなげてくれて大変便利でした :) Project Fi 経由だと、深センなのに gmail 等の中国でブロックされているアプリが普通に使えます。

アプリの準備

・地図は amap (高徳地図)をDLしておきましょう。iOS版もAndroid版もあります。
・チャットは WeChatをDLしておきましょう。iOS 版Android版もあります。
・Google翻訳の中国語と英語の言語ファイルを落としておく人も(私は入れなかった)
・TripAdvisorの深センのファイルを落としておく人も(私は入れなかった)
・VPNも準備しておきましょう。

華強の歩き方と注意点

・華強北での移動は地下鉄が便利です。まずは地下鉄のプリペイドカード「深圳通」を購入しましょう。

華強北のお店は、ほとんど10時前は開いてません。これ大事。11時になってもまだ開け始めるかなというレベルでした。

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なので、午前中は少年宮の本屋に行くとか、大芬油画村にアートを買いに行くとか、会社に訪問のアポを入れるとかした方が時間を効率的に使えると思います。

ちなみに午後6時ぐらいにはだいたい閉まります。

華強北には住所だけではたどり着くのが難しい場所が結構ある


-華強北では動きが速いので、会社が引っ越していることがざらにあります。必ず今の住所を確認しましょう。
-華強北では大きなビルだったり、複数のビルが後で連結されたりしていて、その結果ダンジョンのようなビル構造ができています。正しいエレベータに乗らないとたどり着けない部屋があったり、変に放棄されたフロアに迷い込んでしまうとホラー映画みたいなところにたどり着いてしまったりします。住所だけではなく「行き方」を聞いておくか、行き方を知っている人に案内してもらうか、行き先の人と電話なりチャットなりでコミュニケーションをとれるようにしておきましょう。
-華強北では工事が多いので、入り口が隠れていることが多々あります。今回訪問したハードウェアアクセレレーター「HAX」の入り口は現在工事現場にしか見えません (><)

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私は最後の日に名刺等で知らない住所を入手してそこにたどりつけるかのミニ実験をしてみたりしていたのですが、警備の人とかに聞くと「ああ、それならここ」「それはそっちのビルだよ」と教えてくれる。そして警備の人は結構多い。華強北で知らない場所でも amap であたりをつけ、最後は人に聞きながらたどり着けるようになってきました :)

華強北のお店の住所

「華強北のダンジョンのようなビルの中でいい商品を見つけたけど、あのお店どこだっけ?」そんなことにならないように、華強北ダンジョンのお店には番地があり、お店の上にそれが表記されているのです。後で戻って来たいところは、必ずメモるか写メるかしておきましょう。

例えば、このお店は「賽格通信」ビルの2階のAエリアの25番地。なんでビル名も重要かというと、華強北ではビル内の道を歩いているといつの間にか「賽格通信」から「賽格廣場」「赛格工厂店」などの別のビルに全く気づかないうちに迷い込んでいるということが多々あるからです (^^;;

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歩きスマホは危険

どこもかしこも工事しており、足元が崩れていたり、地面に不自然に蓋が置いてあるなあと思ったらその下は落とし穴だったりして、なかなか侮れません。足元に注意して歩きましょう。

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ちなみにポケモンGOはローンチしてないのでポケモンもいなければポケストップもありません。Ingress は普通にできます :)

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大事なものは買わない。

よほど目利きの方は別ですが、深センのお店は安いのですが、ものすごく色々なクオリティの物が混在しているので、ミッションクリティカルな物は買わない方がよいと思います。なにせ:

本物っぽい新品の完成品(日本とかアメリカで売ってる感じ)
期限が切れた感じの商品の一応新品?の完成品
本物っぽい新品っぽいパーツ(部品がそのまま売られてる)
本物っぽい中古の完成品
本物っぽい中古品のパーツ
ブランド品のバッタモンの完成品
勝手なバッタモンの完成品
バッタモンのパーツ
バッタモンなんだけどオリジナルを超えたかもしれないバッタモンの完成品(別のブログで説明します)

。。。。とまあ色々あるわけです。このへんのディープな面白さはまた別途。

TaobaoAliExpress のようなオンラインショップで買えば更に安く、返品もできるのでオススメという話もありますが、やっぱり華強北のお店の人とのやりとりとか、色々なお店を見て比較してみたりとか、現地に行って現場で話してみて見えてくる物もあるので、一度は行ってみて、欠陥品でも泣かない程度のおもちゃをあれこれ買ってみることをおすすめします :)

ニコ技深セン観察会の皆さん、オーガナイザーの高須さん、華強北の歩き方を教えてくださった一瀬さん、お世話になりました。ありがとうございました!

他の参加者の皆さんのブログはこちらにまとまっています。

深センに行ってきたシリーズ
2. 世界がアプリエコシステムを作っているときに中国はインフラを作っていた
3. 物を作れる人類が住む街で


Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。