2016年3月22日火曜日

あなたが 25 歳だったらどうしますか?by Jack Ma

Alibaba の Jack Ma が韓国の若者からの「あなたが 25 歳だったらどうしますか?」という質問に答えている動画。日本の若者の皆さんにもあてはまるのではないかと思ったので超訳。




まずは中国に行って市場を見るね。次にアメリカに行って考えて、韓国に帰ってくる。可能性はどこにでもある。

インターネットが未来だってみんな言うけど、どうだろう。10年前はそうだった。誰もインターネットを信じてなかった時はね。今は頭のいい人がみんなインターネットビジネスに参入したので難しいと思う。でも、レストランを経営するにも床屋を経営するにもITやデータ技術は必須で、それらを使って他の同業者と差別化する必要がある。ハイテクビジネスに参入するだけではなく、ビジネスにITを利用して差別化したら成功する余地がまだまだたくさんあると思うよ。

僕は天才じゃないと思うしビルゲイツに英語では叶わないけど中国語なら勝てる。

物事を逆に考えるんだ。みんなが同意してたら考えてみよう。みんなが反対してたらそれも考えてみた方がいい。

25歳だったら、失敗はあなたにとっては収入みたいなもの。たくさん失敗しなさい。心配するな。何度転んでも立ち上がればいい。

25歳前には:いい学生になり、たくさん学びなさい。起業家になるならたくさん経験をしなさい。
30歳前には:いい師に従いなさい。小さな会社に入るといい。
大会社では、大きな機械の一部として、プロセスが学べる。小さな会社では、パッションや夢、そして一度にたくさんのことをするやり方を学べる。どの会社に行くのかが重要なのではなく、どんな上司につくかが重要だ。良い上司は違いを教えてくれる。
30−40歳にかけて:起業家になりたいなら、自分のために働くべきだ。
40−50歳にかけて:得意なことに集中しなさい。新しい領域に挑戦するには遅い。成功する人もいるだろうけど、失敗するリスクが高すぎる。
50−60歳にかけて:若者のために働きなさい。若者の方があなたよりうまくやる。若者と一緒に仕事をするなり、投資するなりして、彼らが成功するようにしましょう。
60歳を超えたら:自分のために時間を使いなさい。ビーチに行って楽しむとかね ;)

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> まずは中国に行って市場を見るね。次にアメリカに行って考えて、韓国に帰ってくる。可能性はどこにでもある。

私、若いころは旅行ばっかりしていたのですが、違う環境にいくと色々考えるんですよね。新鮮だし。日本の若い人たちもいっぱい海外に出るといいと思う。短期でも長期でも。色々見て、吸収して、日本に持って帰るといいと思います。

>ハイテクビジネスに参入するだけではなく、ビジネスにITを利用して差別化したら成功する余地がまだまだたくさんあると思うよ。

同意。中小企業や政府機関・自治体がネットを使うようになって効率性が上がったりということが今はまだまだたくさん起きてる。

> 30歳前には:いい師に従いなさい。小さな会社に入るといい。
大会社では、大きな機械の一部として、プロセスが学べる。小さな会社では、パッションや夢を学べる。一度にたくさんのことをするやり方を学べる。どの会社に行くのかが重要なのではなく、どんな上司につくかが重要だ。良い上司は違いを教えてくれる。

正しいルートは一つではないので、起業したい人は起業すればいいし、会社に入りたい人は色々な会社で学べばいいと思うんですよね。私はNTTという当時 19 万人も社員がいた超ドメスティックな大企業にも、インタースコープという日本のベンチャー企業にもいて、30人規模から100人規模に成長するところも体験できた。自分でフリーランスで仕事をしていたこともあるし、テクノラティジャパンという小さな会社を3人で立ち上げて運営していたこともある。そして Google Japan という外資系企業の日本法人で働いていたこともあるし、 Google という大きく成長した企業の本社で働いている中で、検索や Android のような大きな組織の中にいたこともあるし、今は Google の中で ATAP というスタートアップのような環境で働いている。そのどれもが無駄にはなってなくて、血となり肉となっていると思う。大企業はダメとかベンチャーはダメとか色々言う人がいるけど、私は一人仕事から3人のスタートアップ、30人とか100人規模の会社と19万人の会社まで、日本でも海外でも仕事を経験した結果、様々な異なる環境と経験があったからこそ、力になっていると思う。なので、若者たちには悩むな自分のやりたい方向に進めと言いたい。

> 30−40歳にかけて:自分のために働くべきだ。

これもまた真実。

今の私があるのはやはり Joi こと伊藤穰一さんという素晴らしい上司と一緒に仕事をさせてもらって学べたことで、物の考え方や仕事の仕方を変えてくれたと思う。だけどそのままで留まっていたら今の私はなかった。

ある人が「自分の人生を生きなさい。Joi の影で一生を終えちゃダメだよ」と指摘してくれたので、当時独立できた。色々学べて心地よい環境にずっといるのもいいのだけど、大きく成長するには心地よいところから脱皮することも必要だなと思います。

"Step out of your comfort zone!" ですな :D

Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。