2015年3月18日水曜日

Google Impact Challenge に投票しましょう!

Google Impact Challenge とは、非営利団体を対象に、テクノロジーを活用してよりよい社会を作るアイディアを募集するとりくみです。

https://impactchallenge.withgoogle.com/japan

昨年 11 月 4 日に募集を開始し、多数の団体から応募をいただき、ファイナリスト 10 組を発表し、このたび一般投票の受付を開始しました。
3/26 update: 受賞者が決まりました!



3 月 26 日に審査員団が審査をおこない、皆さんの一般投票の結果とあわせ、選出された 4 組それぞ れに 5000 万円の助成金を贈呈します。

というわけでどの NPO が 5000 万円をゲットできるかはみなさんの投票にかかっています。ぜひご参加ください!




ファイナリスト 10 組の詳細を Google Japan Blog のブログ記事から転載:


特定非営利活動法人スマイルクラブ : 高齢者のための介護予防モバイルジム
テクノジムのクラウド技術を活用したトレーニングマシンをバス内に設置したモバイルジムをつくります。バス移動により柏市内 20 地域を巡回することによって、運動を勧められているが足腰が悪く、遠くに外出したり、運動教室に通うことが難しい高齢者にも運動する機会を提供します。今後急激に増加し、市の財政を圧迫する要因とされている高齢者の介護予防に取り組みます。3 年間で柏市内の 20 地域を巡回し、市内の要支援・要介護高齢者 1 万人が体験することを目指します。
認定 NPO 法人育て上げネット: IT スキル教育による若者の就労支援
ひきこもり、無職状態の若者に、基本的な PC スキルとプログラミング言語習得や企業インターンシップの機会を提供します。3 年で 5 か所の若者支援施設へ展開し、1,000 名の若者の参加を募るとともに、300 名以上の若者が仕事に就くことを目指します。若者と企業の良質な出会いを通じて、地域の担い、社会を支えていく人材を輩出します。
NPO 法人ドットジェイピー: クラウドで政治資金の流れを透明化
国民が政治不信を抱く原因となる政治資金の問題の一掃に取り組むプロジェクトです。国会議員が複数持つことのできる政治団体の会計情報をクラウド システムで連結させ、オープンデータ化した収支報告をビジュアルでわかりやすくインターネットに公開します。政治家に健全な政治運営と国民への説明責任を促すために、3 年以内に国会議員と多くの地方議員にシステムの活用を求め、政治資金の透明化を目指します。
特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ: 性的マイノリティが生きやすい社会づくり
LGBT (同性愛者、性同一性障害者など)などの性的マイノリティが生きやすい社会づくりに取り組むプロジェクト。LGBT に関する大人向けの教育機会を無償で提供し、LGBT フレンドリーな企業や店舗を増やします。さらに、その情報を地図上で表示する「LGBT 教育 & LGBT フレンドリー・マップ&情報配信アプリ」をつくります。3 年以内に日本の主要企業の過半数が LGBT 施策を行う状況をつくり、職場での差別禁止や同性婚の法制化に向けて、LGBT への社会の受容度を高めます。
NPO 法人ノーベル: 母子家庭ネットワークの構築
アプリを通して母子家庭専用の生活支援ネットワークを構築し、母子家庭の貧困問題に取組みます。母親が、アプリに必要情報を入力すると、そのデータを元に、食べものや住居・就労のサポート、病児保育や、子どもの教育相談など、生活に必要なものが診断されます。それらに対して、サポートを提供できる人を募り、助けが必要な人と助けたい人やモノ・支援をマッチングできる仕組みをつくります。3 年間で 3,000 人の母子家庭の生活基盤をサポートし、誰にも助けてと言えない母親たちが、安心して生きていける社会を目指します。
特定非営利活動法人 PADM: みんなでつくるバリアフリーマップ
世界中の車いすユーザーが訪問したエリアのバリアフリー情報をマップ化するプロジェクト。スマートフォンから得られるデータ(映像・ GPS ・ 路面の凹凸など)をバリアフリー情報として、当事者が手軽に投稿できるアプリを用意し、サイト上で相互に閲覧・評価・依頼できる仕組みを構築します。 3 年で、世界中にいる 1,000 人以上の車いすユーザーから 10,000 本以上の映像と、車いす走行シミュレーションに活用できる 100 本以上の三次元情報の投稿を募ります。特に日本では 2020 年東京パラリンピック開催に向けて、多様な実体験をもとにした情報を集めることで、世界中の車いすユーザーに便益を届けます。
NPO 法人福島インターネットテレビジョン: 自殺を防止するセーフティネットワーク
日本は、若い世代の死因の半数が自殺と、G7 の中でもとりわけ青少年の自殺率が高く「自殺対策」が不十分です。
このプロジェクトでは、自殺対策支援団体と自殺相談者ネットワーク、さらに地域社会との繋がりの再構築を支援します。オンラインでの情報共有を促進することで支援団体側の能力を向上させると同時に、スマートフォン上のアプリケーションを導入することで電話以外の相談手段を準備し、電話相談数 126万件中、接続率が 1.66 % の現状を、3 年間で 3 % 以上に改善することを目指します。また、自殺相談者のために被災 3 県内の 300 団体で就労支援します。
NPO 法人 Homedoor: GPS による治安維持とホームレス雇用の両立
位置情報システムを活用し、犯罪に関する情報や市民からの目撃情報をマップ化し、当該地域をパトロールする仕事をホームレスの方を対象に創出します。上記のマップ情報に加え、アプリ経由の要請にもとづきパトロールを派遣することで、「ホームレスの雇用問題」と「夜間帯に女性への性犯罪が多発している問題」の同時解決に取り組みます。5 年以内に日本の犯罪率を 10%減少させ、ホームレス 4,000 人(全体の約 50 %)に雇用創出を目指します。
特定非営利活動法人マドレボニータ: 産後ケア文化をつくる
出産祝いに産後ケアを贈る「産後ケアバトン+(プラス)」で、産後ケアの啓発と、産後鬱や早期離婚を予防するプロジェクトです。日本では旧来の文化的・教育的問題から、産後ケアの必要性が認識されず、公的なケアも不足しています。 本プロジェクトで、3 年間で年間 2 万人が産後ケア教室に参加し、年間 30 万人の妊産婦とその家族や友人に、産後ケアに関する知識を届けることが可能になります。
特定非営利活動法人 Mission ARM Japan: 3D プリンターでつくる電動義手
価格が原因でわずか 1 %程度に留まっている電動義手の普及率を、デジタルファブリケーション技術を活用し、安価な電動義手の開発を通じて改善します。現状 150 万円以上する電動義手の価格を、 3 年で 1/10 程度に下げることで、国内の電動義手の普及率を欧米諸国並みの 20%に引き上げることを目指します。障害者がよりいきいきと活躍できる場をつくっていきます。

私は今、Google の中で Social Impact というチームで働いており、情報や技術を使ってどのように社会・世界をよりよい場所にしていくかというミッションを持っています。実は今回の Google Impact Challenge をやっているチームは、つい数ヶ月前まで私達のチームの一部でした :) Impact Challenge は世界をより早く、よりよい場所にするにはどうしたらいいかという #betterworldfaster campaign の一環として立ち上がり、今までにインド、ブラジル、 英国、米国のベイエリア、オーストラリアで開催してきました。ことあるごとに「ぜひ日本でも!」と叫んでいた身からすると、日本でも開催されることになり、感無量です。そして日本語がしゃべれるのだから手伝えということで、今回は応募団体の due diligence など、ボランティアで少しだけ裏方も手伝っています :)

審査委員の皆さんも素晴らしい方に集まって頂くことができました。ぜひみなさんも投票をよろしくお願いします!


ほかの国での Google Impact Challenge についてはこちら:

Google Impact Challenge Australia:


Google Impact Challenge San Francisco Bay Area:


Google Impact Challenge UK:


Google Impact Challenge Brazil:



Google Impact Challenge India:



Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。