2014年2月12日水曜日

The Day We Fight Back

今日、2 月 11 日は "The Day We Fight Back" です。



SOPA / PIPA への抗議活動が成功したのは、単に Google が blackout したからとか、Wikipedia が blackout したからと考えるのは間違いで、それらもたしかにインパクトはあったもののそれ以外のたくさんの活動があって、みんなの力で止めることができたものです。Google や Wikipedia などのおかげと書くメディアがあるのは、そう書くことで大きいところに任せればいい・人々は立ち上がらなくてもいいと市民に考えさせるため、と言われています。

実際、SOPA / PIPA の時は様々な人がアメリカ中で物理的に集まって抗議活動を行い、議会に抗議の電話をかけまくってパンクさせ、様々なサイトがブラックアウトで抗議を表明し、様々な開発者が様々な抗議のためのアプリを開発し、様々な人が政治家やメディアに働きかけ、そうしたものすごい量の活動の結果として法案を廃止させるに至ったわけです。以前これをまとめようと思ったのですが、量がすごすぎてまとめきれてません。

この、「みんなで立ち上がって政策を変えさせる」というのはとても重要で、今日は NSA をはじめとする政府の監視活動を止めるために、みんなが立ち上がる日です。



目的は 2 つの審議中の法案を、前者は通すこと。後者はつぶすこと。

USA Freedom Act - NSA の行き過ぎた監視活動を制限するための法案を通すこと。そしてこの法案を更に強化すること。

FISA Improvements Act - 電話の通話データの収集を合法化するための法案。これをつぶすこと。

ダメな法案が出てきた時につぶしているだけだとモグラたたきなので、優秀な政治家に出馬してもらい、みんなの力でいい政治家を当選させ、彼らにいい法案を提出してもらって、みんなの力でそれを通せるように後押しする。このサイクルが重要なのではないでしょうか。いい法案を出した政治家を市民のみんなが見捨てたら、優秀な人が政治家になんかならなくなっちゃう。だからやっぱり「みんなで立ち上がる」ことが大事なのだと思います。

戦いはまだ始まったばかり。民主主義を取り戻そう :D

追記:
Google が AOL, Apple, Facebook, LinkedIn, Microsoft, Twitter, Yahoo と共に提案している "Reform Government Surveillance" のサイトでも The Day We Fight Back のバナーが掲載されました。



この Reform Government Surveillance のサイトは 2013 年 12 月にオープンしたものなのですが、オバマ大統領と議会には下記の公開書簡を送っています。

「政府に自国民を保護する義務があることは理解しているが、この夏に発覚した問題は、政府による世界的な監視活動の見直しが急務であることを明らかにした。個人と政府の権利のバランスが崩れ、憲法に反する状況になっており、個人の自由が制限されている。企業の側も、個人の情報を守るために活動を続ける。ぜひ米国政府としても政府の監視活動について必要な改善をおこなわれたし。」と。

その上で提案された 5 つの原則がこちら:

1. Limiting Governments’ Authority to Collect Users’ Information
政府によるユーザー情報収集の権限を制限すること

2. Oversight and Accountability
独立機関による監視および説明責任

3. Transparency About Government Demands
政府のデータ要求について透明性の確保

4. Respecting the Free Flow of Information
情報の自由な流通の尊重

5. Avoiding Conflicts Among Governments
政府間の衝突の回避

詳細はサイトへ:
http://www.reformgovernmentsurveillance.com/

The Day We Fight Back の結果サマリー

Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。