2012年10月1日月曜日

ボストンの W3C のオフィスに行ってきた

先日、ボストンの MIT の中にある W3C のオフィスにお邪魔してきました。

W3C のオフィスがあるのは、MIT でも有名な Stata Center という建物。何がどう有名かというと、とても変わった設計なんです。前に MIT に来た時も、この建物でたくさんたくさん写真を撮った気がします ;)

UntitledUntitledUntitled

UntitledUntitled

こちらがビルの入口。

Untitled

エレベーターを上がって、W3C に入ります。

Untitled

さっそく中に入って友人のオフィスに。彼らの部屋のドアがまずすごい。

Untitled

基盤がびっしり。。。

Untitled

これはやばい。

UntitledUntitledUntitled

ドアの外側。

Untitled

ドアを入ると、執務机とソファ。壁は棚になっています。非常にオシャレなオフィス。

Untitled

オフィスの中にサーバーラックが。「開けていいよー」ということで開けてみる。

Untitled

あれ?マシンに混じってなんかある。この一番下のアレ。

Untitled

カパッと開けると、なんと冷蔵庫w

Untitled

不思議な形の建物なので、直線がなかなかない。この部屋の壁も丸くなっている。「困ったなー、じゃあそのままホワイトボードにしちゃえってことで。」

Untitled

外から見るとこうなってるんですね。そりゃー丸いわ。

Untitled

MIT の中は、とてもオープンにするように作られているそうで、W3C の共有スペースも上の階から丸見え。

Untitled

他の研究室の個室とかも、こんな感じで丸見え。

Untitled

でも、そんな風にオープンであるがゆえに、単に訪問してぷらぷら歩いてたら初対面の研究者の方に声をかけられたり、なんかとてもいい感じ。

そうそう、W3Cに入って行ったらちょうど Sir Tim Berners-Lee が歩いて来られて。「あ、Tim だー。せっかくだから挨拶したら?」と予期せぬ自己紹介タイム。 Sir Tim Berners-Lee と握手しちゃいました。すごーい。

でも、そういう出会いの偶然性すらも Tim の狙い通りだったらしい。

Financial Times の記事 "Lunch with the FT: Tim Berners-Lee"で彼は「環境が重要。この Stata Center はすごく迷いやすくできている。他の人のオフィスとかに迷い込んだりしているうちに人との出会いがあったりするのが素晴らしい。」と語っています。「そんな出会いがキャンパスの醍醐味。学ぶだけだったらオンライン教育でいいし、この取材もネット上でやればよかったわけでしょ?」

Surroundings matter, he says. Gehry’s Stata Center is a building where you bump into people because “it’s so confusing that they’re quite likely to get lost and find their way wandering past your office”. Such encounters give a campus value even in the online education era, he adds. “Otherwise we could each have bought a sandwich in our respective offices and communicated over the internet, couldn’t we?”
迷いやすいにも程がある、Stata Center の写真をもう何枚か紹介しておきましょう。

不思議な形状の廊下。

Untitled

不思議な形状のコミュニケーションスペース。色々まっすぐじゃないので、家具もまっすぐじゃないものが置かれていたりする。

Untitled

UntitledUntitled

建物の中のはずだけど、通り道は外だったり。見上げるとこれまたすごい。

Untitled

そして建物に戻るには工事中のような階段を通る。(納品済なので、設計的にはこれで正しいらしい。)

Untitled

設計が普通じゃないので色々問題もあるようで、中の人は大変そうでしたが、それでも言っておく。Stata Center 素敵!最高!

UntitledUntitled

上記の記事では、Tim の現在の関心事についても色々聞いてます。一つは “Is the web serving humanity?”ということで、ウェブが誰でも使えるものになってきているのか、それともデジタルデバイドが広がってしまっているのかの調査をしたり、ウガンダに足を運んだりしており、モバイルラッシュで、途上国がどんどんキャッチアップしてきているようです。また、ウェブのオープン性 vs 著作権者との戦いの中で、いつかは合意が得られるのかという話題にも及び、音楽等のコンテンツを作った人に利用者はお金を払うべきだとは思うが、フランスの Hadopi法のような物でアクセスを遮断するというのはよろしくないと。いわく、「今のティーンエイジャーは多分 iPhone がネットに繋がらなくなる方が牢屋に行くより辛いんじゃないかな」。更にはもっとオープンデータの領域の開発が進むといいなと思うと述べています。"I would have liked to have seen more development around open data”- 同意同意。

ちなみに MIT の建物がみんな Stata Center みたいなわけではなく、下記なんかはMIT の象徴でもある建物で全く趣が違います。

Untitled

ガラス張りになっていて、様々な機械やデモが展示されています。これはなんと、面白い研究をアピールして、よい学生を獲得するための獲得合戦でもあるらしい。

Untitled

Untitled

Untitled

そのあと、ディナーを食べに、Miracle of Science Bar and Grill というバーガー屋さんに連れて行って頂きました。

店内はこんな感じ。

Untitled

何がサイエンスなのかというと、メニューが元素記号表みたいな感じで書かれている。

UntitledUntitledUntitled

実際のバーガーはこんな感じです。

Untitled

帰り道、夜の Stata Center。

Untitled

ご案内頂いた深見さん、ありがとうございました!!

Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。