2012年3月18日日曜日

電源は現代のごはん

SXSWのバッジを見て、レストランのウェイターさんが「あ、君たちは人間にご飯、マシンにもご飯の人たちだね」と言って来ました。一瞬わからなかったのですが、SXSW の参加者たちがよっぽどマシンの充電を頼んでいたのでしょう(笑)

人間はご飯が食べられないと生きて行けない。パソコンや携帯は電源がないと生きていけない。SXSWに来るようなギーク達はデジタルガジェットが生きていないと生きて行けない。。。ぱくぱく。

会場の通路の床にも充電する人々。

SXSW

至る所に AT&T のカラフルな鍵付き電源コーナーが設置されています。

SXSW

全身充電マシンのFedexのお兄さん。

SXSW

SXSW

SXSW

充電させてもらってる人。

SXSW

元 TechCrunch の MG Siegler はブログ記事 "Power" でこう語っています。「今年の SXSW はバッテリーライフが一番重要で、誰もが常にその話をしてたよね。携帯を充電しないといけないから予定を変更するとか。充電器持って歩きまわってたりとか。充電器と化した人とか。みんなが Mophies (バッテリー)を使っている。電源を使いまくるアプリはどんどんアンインストールされる。電波が弱い所では電話を飛行機モードに入れている。電話の電池がなくならないように、もう一台電話を借りる人々。電源、電源、電源。。。」

"My single biggest takeaway from SXSW was all the talk about battery life. Every single person. All the time. People changing plans because they needed to recharge their phones. People walking around with chargers. People who were chargers. Mophies galore. People uninstalling apps that would drain power. People putting phones into airplane mode in areas of weak signal. People borrowing other phones so they didn’t have to waste the power on their phone. Power. Power. Power."

SXSW 開催前の下馬評では、今年流行るアプリの一位は Highlight という iPhone アプリで、ユーザーの位置をトラッキングし、近くにいる人との共通の友達や共通の興味関心事を教えてくれるという物だったのですが、蓋を開けてみたら誰も使っていない。理由はバッテリーをめちゃめちゃ喰うから。

Liz Gannes の All Things Digital の記事 Great App-pectations: When Innovation Leapfrogs Phone Capabilities では、「SXSW で最初に打ち解けるための質問は、"で、Highlightはアンインストールしたの?"で、非常に多くの場合答えはイエス。理由はほぼ必ず電源を食うから。」

"Thus, I found that a good SXSW icebreaker question was: “So, have you uninstalled Highlight yet?” In an unscientific but anecdotally significant number of cases, the answer was yes. Why? Almost always: Battery drain."

日本では、昨年原発の事故があり、計画停電が行われ、省エネが行われ、乗り超えて来ました。電気の重要性が理解され、そして電源が失われてもなんとかする方法が検討されてきました。世界中でエネルギー不足が叫ばれる中、こうした「電源周りのイノベーション」は大きなビジネスチャンスでもありますね。

Disclaimerこのブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。