2011年9月25日日曜日

Android Developer Lab Seoul を開催しました

7月に開催した東京の ADL が好評だったので、韓国のソウルでもやってくださいと言われ、なんとか開催してきました。正直、韓国語喋れない!韓国の開発者を誰も知らない!韓国の開発者の文化を全くわかってない!ということで不安でいっぱいでしたが、韓国の皆さんの協力のおかげで 9月22日にソウルの Ritz Carlton で無事大成功で終わることができました。正直、ほっとしています。

午前が講演、午後が codelab という構成は東京と同じ。Codelab は、東京では Optimus Pad を使いましたが、ソウルでは Galaxy Tab を使いました。東京ではオフィスの会議室で開催できたのですが、Google Korea のオフィスには大きな会議室がないので外部の会場(ホテル)を借りました。また、日本は 100 人を 2 日に分けたのですが、韓国では一日で約 200 人、一気にやりました。

Android Developer Lab Seoul

心配だったのは、ちゃんと良い人が集まるかだったのですが、Google Korea Blog での告知をしてもらったところ、日本の5倍の申込が集まり、しかもレベルも非常に高い。韓国の Android 開発者で一・二を争う人たちがみんな来てくれました!有名な Color Note の開発者とか、Kandroid.org を運営している方とか。

大変だったのは codelab のチューターを集めること。前の記事でも書いたとおり、 codelab では参加者が詰まってしまったときにヘルプに入れるチューターの存在が重要です。参加者の1/10ぐらいはほしい。ところが私は韓国には縁もゆかりもないので誰も知らない、韓国オフィスでもチューターが出来る人がいない。悩んだ末、会ったこともないソウルの GTUG (Google Technology User Group)のマネージャーの Sean にドキドキしながらメールをして、協力を仰いでみました。Sean 自身は Android アプリを Android 開発者ではないのですが、コミュニティの ML に声をかけてくれて、11人のチューターが手を上げてくれました。ほんと、Google に入社して以来、困ったことがあったら Google API Expert か GTUG manager の皆さんに相談して解決してもらっている感じがします。。。m(__)m 開発者コミュニティ、素晴らしいです。

ADL は初心者向けではなく、上級者向け(既にクオリティの高い Android アプリを作ったことがあることが前提条件で、更にステップアップして HoneyComb アプリを作るための情報提供を目的としたイベント)だったため、チューターも経験者であることが重要です。そこも募集時に伝えて頂いていたため、様々なアプリを作っている 方が集まり、中にはAndroidアプリの開発を先生として教えている方も。

また、今回は Samsung の中の人に相談し、5人のチューターを紹介してもらいました。

ただ、日本と違って会ったことがない方々ばかりなので、チューター向けのセッションを前日に行い、来れる人には来て頂き、自己紹介やディスカッションをする事前ミーティングを開催。その際に「CodeLab をやったことがある人?」との質問に手を上げた人はゼロ。韓国ではあまり CodeLab が頻繁に行われていないのかもしれません。また、Twitter の hashtag をホワイトボードに書いておいたのですが、誰も何もツイートする気配なし。このへんのカルチャーはだいぶ違いそう。

Android Developer Lab Seoul

東京の ADL には参加しなかったインドの Android Developer Advocate の Anirudh Dewani。とてもいいスピーカーだったので、今後日本に招聘できるとよいですね。

Android Developer Lab Seoul

なお、韓国の開発者の皆さんは、講演中は非常に熱心に前を向いて聞いてくださっていて、手が動かない。ツイートとか SNS とかを、話を聞きながらあまりしない。(携帯をいじっている人は何人かいた)。なぜかなと思って休憩中に聞いてみたら、話はちゃんと聞くもので、SNS をしながらやるのは失礼だと思われていると。やっていいならやっていいとはっきりアナウンスした方がよい、と言われました。なるほどー、このへんも日本の開発者イベントとは異なりますね。

東京ではやらなかったのですが、ソウルでは ADK のデモも。

Android Developer Lab Seoul

Codelab の様子。Frank はちょうど大学院を卒業したばかりの学生さんですが、非常に色々アドバイスをしてくれましたし、面倒見のよいチューターさんでした。

Android Developer Lab Seoul

最後にスピーカーとチューターの皆さんにステージに上がって頂きました。

Android Developer Lab SeoulAndroid Developer Lab Seoul

なお、ADL Seoul でもチューターの皆さんと打ち上げディナーに行ったのですが、当然 Korean BBQ に行きました:) そこで常々疑問だったことを色々聞いてみました。韓国は日本の 1/10ぐらいの人口で、端末数も少ないのに韓国の Android アプリのダウンロード数は非常〜に高い。みんな、どうやってプロモートしてるの?いわく、ブログに書く。あと、カフェで紹介される。カフェと言っても喫茶店ではなくて、オンラインのコミュニティサービスで、Android のカフェで紹介されると興味がある人が集まっているのでダウンロードが伸びるということらしい。

ADL打ち上げ

今回、Google Korea の marketing team からの担当として、イベント実現に向けて駆けまわってくれた Juhyun。彼女がいなかったらこのイベントは開催できませんでした。ありがとう!!

Android Developer Lab Seoul

というわけで、入社3ヶ月で1,700人規模の大イベントの主催者を任されたり、縁もゆかりもなく言語も喋れない国でのイベントの運営を任されたりと無茶ぶり満載の我が職場ですがw常に新しいチャレンジを与え続け、そして権限はほぼ移譲してくれる。。。という環境で、今日も元気に働いています :)

Disclaimerこのブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。