2011年7月14日木曜日

Hack For Japan: 遠野に行きませんか?


311以来、Hack For Japan というプロジェクトをIT業界有志一同で立ち上げ、運営し、震災、復旧と復興に際して、IT で何が出来るのかを考え、行動してきました。3 月5月に各地でハッカソンを行い、4月には福島の会津で Hack For Fukushima ミーティングを開催しました。それぞれから色々なプロジェクトやサービスが立ち上がり、成果を見てきました。

ただ、今までは被災地というよりはその周辺でのイベントをやってきました。最初は余震もありましたし、被災地の皆さんも IT どころではなかったからです。

震災から 4 ヶ月たった今、7 月 23 / 24 日に企画しているハッカソンは、岩手県内最大のボランティアセンターである「遠野まごころネット」での開催を予定しています。会場を提供してくださる「遠野まごころネット」は、山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市へボランティアに向かう方のための、宿泊施設付のボランティアセンターです。ボランティアの方々が一日の作業を終えられた後に、盛んに意見が交わされているそうで、そこで生の声を伺うことができるのは非常に貴重な機会だと思います。また、遠野まごころネット自体も、もっとITを使ってよりよい運営をしたいという意思をお持ちとのこと。そこで色々な実情、ニーズやご要望などを伺い、困っていることへのソリューションを IT を使って提供していければ、と考えております。参加者の皆さんには2日間このボランティアセンターに入って頂き、宿泊も体育館にご一緒して頂くことが可能です。(男女はわかれているそうです。また宿泊は20日までに申請が必要)参加はもちろん無料です。どちらか一日のみの参加も可能です。電源・ネットワーク(wifi)はあるそうなので、ノートパソコン持参でお越しください。



また、今までは「エンジニア集まれ!開発者の力を!」という声をかけていて、それは今後も続ける予定なのですが、エンジニア・開発者以外の方も皆さんお力を貸して頂きたいと考えています。というのも、5月のハッカソンでは「コードが書ける人はいっぱいいるけど、もっと使ってもらうよいデザインにするためにも、デザイナーの人にもっと来てほしい」という声が参加者からあがっていました。また、新しいサービスが作れなくても、既存の様々な便利な IT サービスが充実してきている今、それらをご存知ない方にお知らせしたり、既存のサービスを使って問題を解決したりということができるという場面がとても増えてきています。私が見た中でも、散り散りになってしまった生徒さんに情報を一斉送信したい→メーリングリストを作る、「ネットで情報発信がしたい」→動画を撮影してYouTubeで公開、「放射能の影響で現場の確認ができない場所を見て役場の証明書を発行したい」→Google Earthでスクリーンショットを撮って紙に印刷、「情報を地図にマッピングしたい」けど方法がわからない→Fusion Tableでマッピングする。。。。などなど。ネットを少し使っている方なら簡単と思うことでも、知らない方にとってはとても大きな助けになります。是非、力を貸してあげてください。

「スーパーハッカーじゃなくても、IT を使って被災地の役に立てることはいっぱいある」もちろんスーパーハッカーはもっとすごいことがいっぱいできるけど :)

日程:
7月23日(アイディア出し中心) お申し込み
7月24日(ソリューション提供中心) 
お申し込み

会場:遠野まごころネット(地図
岩手県遠野市松崎町白岩字薬研淵1-3 遠野市総合福祉センター内 遠野市社会福祉協議会内

イベントの詳細、また詳しい会場までの交通手段等についてはこちらのサイトを御覧ください。

7月23日のタイムテーブル案:


7月24日のタイムテーブル案:



実は、 Sinsai.infoの関さんや翔泳社の岩切さんと本イベントの開催を検討するにあたって、「5人集まったらやろう」と話をしていたところ、7月19日現在、既に12人の方が名乗りを上げてくださっています。ありがとうございます。ぜひ実のあるイベントにしたいと思います。

なお、23日アイディアソン・30日ハッカソンという別日程で東京・仙台・会津会場での開催を予定しています。それらの情報についてはこちらをご確認ください。

Disclaimerこのブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。