2010年10月21日木曜日

Tweet up with Michael Slaby  

オバマキャンペーン元CTOである Michael Slaby さんが8月に来日されて tweetup が開催されたので行ってきました。一ヶ月以上前のことで記憶を辿りながらですが better late than never ということでメモメモ。

Michael Slaby さんが CTO をしていたのはオバマキャンペーン中なので、大統領になる前の選挙戦のときのこと。現在はアメリカのPR agency エデルマンでExecutive Vice President, Digital Global Practice Chair を勤めると同時に Google のエリック・シュミットによるベンチャーキャピタル「TomorrowVentures」でチーフテクノロジーストラテジストとしてもご活躍です。

講演自体は social media についてだったのですが、私は Gov2.0 的関心から彼がどうやって抜擢されたか/どうやってオバマ陣営が彼を見つけてCTOにしたのか/日本でそういう人材を見つけるにはどうしたらよいのか/なぜ彼がオバマキャンペーンで戦略を立てられるようになったのか/オバマキャンペーンの100人のチームはどんな陣容だったのか/なぜオバマ陣営を離れて民間企業に就職したのか。。。などなど色々質問させて頂きました。

Michael さんは政治に詳しく developer でかつ文章も書けるという3つの資質を持っていたことがポイント。

ちなみに social media を使ったキャンペーンでは情報をブロードキャストするのではだめで、人々を巻き込んで参加を促さなければいけないという話はよくありますが、ではそういうことをリードできるコミュニティマネージャにはどんな人を選べばいいの?という問いへのMichaelさんの回答。
1) genuinely social ソーシャルな人
2) be a good writer / communicator 文章がうまくてコミュニケーションがうまい人
3) 判断力や勘の鋭い人。何をエスカレーションすべきで何を自分でハンドルすべきかなどを即時に判断する必要があるため。

ソーシャルメディアをおなかから理解して使いこなしてキャンペーンを回していくには、若くてソーシャルメディアに理解のある人達を抜擢する必要があります。Michaelさん自身も若いのですがチームには26歳とか28歳とか若い人達が参加し、タスクに別れて5−15人ぐらいのチームが10位作られ、インターンも採用していたとのこと。

重要キーワード:「人」がとても重要。トップ(キャンペーンマネージャ)と直接話せること。ボトムアップ。謙虚であること。リスペクト。 goal driven で、「必ず勝つ」とみんなが信じて一丸になること。consistent value & narrative (一貫した価値観とストーリーを伝えていくこと)

ソーシャルメディアはネガティブな意見も出るのではというお決まりの質問も出ましたが、 negative is opportunity とばっさり。ソーシャルメディアは engage する物ですが、 engage するとリスクも伴うのではという質問にも It's riskier not to engage (今の世の中、人々をengageしない方がもっとリスキーですよ)と。

選挙戦で培って来た戦略を今度は企業のPRキャンペーンなどで活用すべく、Edelmanで頑張っておられるそうです。

Edelman

10/21 update:
ほかの方によるブログ記事:オバマキャンペーン立役者、Mike Slabyから学んだこと
Michaelさんが出演した別のイベントのUst録画:DIALOGHOUSE6 PR×ソーシャルメディア:これから5年間のビジョン

> Thank you for the info @shonjo & @dubbedpachi


Disclaimer

このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。