2010年10月21日木曜日

歌って踊れる美少女ロボット「HRP-4C 未夢」 -デジタルコンテンツEXPO 1

先日、デジタルコンテンツEXPOに行ってきました!

中でも話題だったのが「HRP-4C未夢」(産業技術総合研究所が開発した女性型ロボット)が Every Little Thing の「出逢った頃のように」を歌いながら踊るパフォーマンス。かぶりつき一番前で撮影してきました(笑)



歌声には Yamaha の Vocaloid が使われ、歌手の歌声を元に歌い方を調整できる「VocaListener(ぼかりす)」のネット版「Netぼかりす」を使用。振り付けは TRF の SAM さん。ダンスは、プログラミングやロボットの専門知識がなくても、振り付けが作れるソフト「Choreonoid」使用(産総研のリリース:人間型ロボットの動作を簡単に作成できる統合ソフトウエアを開発

こうやって↓CGを作るように振り付けをしていくとロボットが動いてくれるんですね!



片足立ちしながら踊っている時は我々はすごい!だけでしたがロボット関係者達的には「震撼」だったそうな。(倒れるんじゃないか的な意味で)



トークセッションの Ustream 録画:トークセッション - ロボットコンテンツの可能性



踊り終わった後はダンサーの皆さんと一緒に「フォトセッション」。人間のアイドルみたいですね(笑)

デジタルコンテンツエキスポ2010

あと、今回のデモでは使われなかったそうなのですが、人間の歌い手が歌う時の動画を撮影し、その表情データを元にロボットの表情を作り出す「VocaWatcher (ぼかうお)」についても紹介がされました。

デジタルコンテンツエキスポ2010




Vocaloid を使って歌を歌わせるという動画は非常にたくさんあるわけですが、
-人間の歌っている声を使ってその歌声をよりリアルに調整する「VocaListener(ぼかりす)
-歌って踊れるロボット「HRP-4C未夢」の投入
-人間の歌っている表情を使ってロボットの表情をリアルに調整する「VocaWatcher (ぼかうお)
-プログラミングやロボットの専門知識がなくても、ロボットの振り付けが作れる「Choreonoid(コレオノイド)
。。。とまあ産総研の皆さんの研究成果が美少女ロボットを中心に結集していくのが面白いなと思いました :)

そうして人間に近づいていくことで、完全に人間と見分けがつかなくなっていくのではないかとか、人間が不要になっていくのではないかとか、あるいは人間にできないことを担うべきで似せるべきではないのではないか(Vocaloidは人間には歌えない曲も歌えちゃう)とか色々な話があります。パネルディスカッションでは「歌声合成はシンセサイザーと同じ歴史の繰り返し。」という意見が。シンセサイザーが出て来てミュージシャンがみんな職を失うのではないかという声もあったけれど、ちゃんとシンセの良さを活かしたシンセの音楽と生の良さを活かした生の音楽はそれぞれの良さを保って生き残っている。

今は Vocaloid を使った色々な新しい取り組みが出て来ていてすごく面白い時期。産総研の後藤さんは「Vocaloidの歌を聞いて感動できるのは今だけかもしれない。今後歌声合成が当たり前になってしまうかもしれたないから。」とコメント。たしかに。。。そしてせっかくそんなエキサイティングな時代に生きているのに、ここで起きていることを見ないなんてもったいない!

デジタルコンテンツエキスポ2010

Disclaimer

このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。