2010年5月2日日曜日

焼津れぽその3-第十八常磐丸

こちらが見学させて頂いた漁船「第十八常磐丸」。

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ミクロネシア方面に遠洋漁業に出て、30日に水揚げが終了したばかりのお船です。遠洋漁業では、一本釣、はえ縄、まき網等色々な漁のやり方があるそうなのですが、第十八常磐丸は網を使って漁をする船です。この日は塩を積んだりワイヤーを巻いたり次の航海に向けての修繕や準備をしたりという作業をされていました。(塩は、昔理科の実験でやった通り「氷に塩をかけると氷点下まで温度が下がる」というあれを、冷凍の魚でやるために必要なのだそうです。網は魚をつかまえるための大事な物。その網をぎゅぎゅっと引き上げるためにワイヤーはとても大事で、それを巻き上げ直すのもとても大事な作業だそうです。)

焼津漁業共同組合のホームページを見ると、水揚げ予定等を見ることができます。ニアリーリアルタイムな感じ。水揚げの様子はこちらから動画で見ることができます。

ちなみに鮪や鰹の漁船が入港する港は日本にいくつかあるのですが、「セリ」のところと「入札」のところがあるそうで、焼津はセリなんだそうです。競っていって、一番高値の人が欲しい分を買える。そこから少しずつ下がっていってキャパが埋まっていく。焼津では導入されていないのですが、セリに音声認識を使ってデータ入力を簡略化しているところもあるらしい。「セリ現場音声認識システム」色々とシステム化が進んでいるのだなあ。


さて、概観から。「第十八常磐丸」は「日本基準だと349トン」です。今回の漁獲量は725トンなので船がその半分の349トン?と疑問に思うのですが、実は国際基準だと1000トンを超えるらしい。日本基準って、船の一部分しか量らないんですね。国際基準は船全体を量るのに。不思議な日本基準。。。

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真横から:

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こうしたボートを搭載しています。

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もう一隻は上に。。。

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もう一隻は横付けされています。

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あそこがブリッジ(船橋)です。

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一瞬釣竿?と思ってしまいましたが、違います。正解はラジオブイ。

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さっそく乗り込んでみました。甲板にはたくさん四角い鉄板が埋め込まれており、これらはパカっとあけるとその下は魚の貯蔵庫です。

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パカっと開けたところ。

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もう魚は昨日全て水揚げしてしまったので、今は次の航海に向けて修繕中。

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甲板でも修繕作業。

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四角い鉄板の下は魚の貯蔵施設ですが、一箇所ど真ん中に丸い鉄板がありました。これは漁の時にはあけて、ここ経由で下の冷凍施設にドドっと落としていきます。

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船の中に入ってパイプの下に回ってみました。

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現在は出航しているときはもちろんこれらのパイプはつなげられています。

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これが冷凍させる部屋。壁のぐるりに回っているパイプが冷却しており、この部屋の前を通るだけで冷気が来ます。すごい!

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扉がとても厚いです!

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ロープとかもすごい太い!

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通路を通って中に入っていく。ちなみにここも床には四角い板が。この下にもお魚さんです。

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こちらのコントロールパネルでこれらのワイヤー等を操作していくようです。

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マストを見上げたところ。

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船の前の部分には椅子と引き出しライクな物があります。(実際は引き出しではなく、船がゆれても大丈夫なように止めてあり、外して開ける)。中には双眼鏡がしまってあり、ここから魚を探すことができます。

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こちらはさっきも書いた「ラジオブイ」です。ブイを海上に投棄して、船側では「ブイレーダー」を使って、位置を捕捉するもの。釣竿っぽいのは、ブイのアンテナなんだそうです。

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