2010年4月26日月曜日

JASRACの菅原さんがいっぱいニコニコ生放送に出演している件

ネット上ではJASRACは悪者扱いされてしまうことが多いのですが、基本的には彼らは音楽を作ったクリエイターの人達が一人一人日本中のテレビ局やライブハウスを駆け回ってお金を徴収しなくても、ちゃんとお金を儲けてご飯を食べていくことができるように、料金徴収を「代行」するというミッションをもらって仕事をしている人達。料金徴収しなかったら、「仕事しろ」って言われる立場なのでしょうがない。ただ、なんかいきなりJASRACが料金徴収を送ってきたとか何とかでトラブルが多いのも事実で、私はJASRACの一番の問題は透明性が低いことだと思っています。基準がよくわからなかったり、料金徴収した後にどうやって分配しているのかわからなかったり、色々なことが「わからない」ために様々な都市伝説がまことしやかに伝わっていったりするわけです。そういうわけで、JASRACの菅原さんがニコニコ生放送に出てきてひろゆきさんやニコニコ視聴者の素朴な質問にどんどん答えていくというのは素晴らしいと思うので、いくつかこちらにはっておこうと思います。

後はCGMの隆盛で制度が現実に合わなくなっているのでそれに対してどう整合性を取っていくかというまた別の問題もあるのですが、それはそれとして。

ではまずこちらが「二次創作オンラインワークショップ 著作権講座」 1/2

JASRACができたきっかけは外圧だった!とか、ファンキー末吉さん事件についてとか、スキャットは歌詞じゃなくて音と考えられるなど色々なお話がされています。司会は247Musicの宇佐美さん。



続いて「二次創作オンラインワークショップ 著作権講座」 2/2

こちらのブログでも取り上げた「Twitterで歌詞をつぶやいたらJASRACは料金徴収をする(ただし請求先はTwitter)」の件や、オーケン事件についても話されています。後は本当に色々なケース~ニコニコ生放送中にテレビで流れている曲がバックで入っちゃったらどうなるの?とか(回答はニコニコ生放送含めたニコニコとJASRACが包括契約しているのでJASRAC的には大丈夫。でも、多分テレビ局が怒るんじゃない?)・歌詞の中にかめはめ波や昇竜拳のようなワザの名前があった場合、その言葉を使ったらJASRAC違反?(そんなことはない。そもそもカメハメハはハワイの大王の名前だし)などなど、様々な疑問に回答していって、実に面白い。





ちなみに2009年6月時点でも「ニコ生『JASRAC常務理事 菅原瑞夫氏 登場』」という番組をやってたんですね。このときは津田さんもご出演。

JASRACの年間売り上げは130億円ぐらい。1100億円を徴収し、クリエイター等に分配し、残るのが130億円ぐらい。で、養っているJASRACの職員500人。天下りはひとりもいないらしい。分配の仕組みと金額についてもパネルを使って説明。詳細はこちら



JASRACの役割



著作権信託契約とは













ちなみに勝手に替え歌を作るのはNGで、嘉門達夫さんとかは実は全部許可を取っているらしい。