2010年4月2日金曜日

第5回ジオメディアサミット

先日ジオメディアサミット行って来ました。

Ustの動画がアップされているので基本的にはそれをご覧ください。




第一部講演「グローバルサービスとGeo Media」
(湯川鶴章さん)

遅刻したのでメモなしですがご本人の弁@techwave
「巨人の前を歩くと踏みつぶされるので、巨人の肩に乗るべし」というのが主張なんですが、いつもに増して与太話全開で「ベンチャーのほとんどは巨人に踏みつぶされるか飲み込まれるよ」と無責任予測をしたのでひんしゅくを買いました。

第二部パネルディスカッション「ソーシャルプラットフォームとGeo Media」
(GOGA小山さん・DeNA大塚さん・コロプラ馬場さん・gumi国光さん・ドコモドットコム村上さん・AMN徳力さん)

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<小口現金課金システムとしての携帯プラットフォーム>

・国光さん:今までのネット企業はネットで完結させようとしていたが、ユーザー達はネットではお金を落とさない。日本のネット業界には小口現金課金システムがなかったが、携帯にはある。携帯が肝。
・村上さん:ドコモは5,300万人に請求できるプラットフォーム。是非使ってほしい。ちゃんとサービスを作っている人たちが儲かってほしい。お金が儲からないとやる人がいなくなってしまう。

<VC論>

・国光さん:日本のベンチャーキャピタルはキャッシュを産み出していないと(もしくはキャッシュを産み出せるビジネスモデルがないと)話を聞いてくれない。アメリカだとビジネスモデルのはっきりしないTwitterやFourSquare等にも投資が集まるのに。ただし、アプリが出来てお金が回り始めると飛んでくる。日本のVCはベンチャーキャピタルではなくて銀行ではないか。日本はキャッシュフロー命。でも、今はmixiやgreeのプラットフォームでゲームを作れば、全然儲かる。やるべき。gumiの社員は半年前は5人だった。今は21人、半年後には100人にする。
・村上さん:携帯なら小口現金決済ができる。このメリットを使うべき。日本のベンチャーキャピタルは確実じゃないとダメ。「ベンチャー」じゃない。
・徳力さん:個人や小規模な企業が課金をするプラットフォームが出来てきて、VCいらずの時代になってきたのではないか。かつてはiMode(ドコモ)が、その後はGoogle AdsenseやiPhoneのAppStoreが、そして今はモバゲーやmixi、greeがVCの代わりに支えるようになってきた。

<4Squareについて>

・国光さん:4Square的な物は、日本では5年前からやっていた。しかし、位置情報を誰でも出すべきではなく、特に女の子はリアルソーシャルグラフ(実際に知っている人)以外に居場所を通知するのは危ない。また、4SquareはFacebookにつぶされると思う。
・徳力さん:確かに4Square的な物は5年前からあったかもしれないが、今はインフラが整ったことが大きい。imodeで4Squareをやろうとすると、GPSに時間がかかる。iPhoneのGPSだと非常に速い。
・徳力さん:4Squareは、check-inが多いとmayorになれるのが国盗り的。各種バッジはゲーム的。SNS的でもあるし、Google Calendarとの連携がlifelog的でもある。アメリカで実施されているmayor割引やチェックイン割引は広告だけではなくリアル誘引という販促的な側面も。SXSWではイベントオリジナルバッジが出された。また、自分のスポットを登録しておくと、そこに誰かが来るとtweetでお知らせが来る。

<日米ネットサービス>

・徳力さん:greeはユーザーを、mixiをコミュニケーションを獲得していたが、それがそれぞれFacebookとTwitterにとられているのではないか。
・村上さん:海外のアプリはエンタメ系が少なく、日本のアプリはエンタメばかりと言われている。日本でもツール系や便利系のアプリはもっと市場があるはず。
・徳力さん:日本のサービスはクローズドな物が多い。アメリカのサービスはオープン。例えばTwitterはAPIを開放していたので、日本人の個人がMovatwitterを作れちゃったりする。

<その他>

・国光さん:今後はソーシャルグラフ・リアルタイム系・位置情報が重要になるが、位置情報をユーザーはなかなか教えない。教えてもらうにはインセンティブを与える必要がある。

・徳力さん:ゲームに使う時間が短くなってきている。従来のMMORPG等のゲームは1日10時間等使い、PSP等のゲームだったら1時間、ソーシャルゲームだったら5分とか、そして4Squareだったらcheck-inのみなど。ゲームとエンタメ、コミュニケーションが一体化している。今後は重厚長大なゲームはビッグプレイヤーが、ソーシャルゲームはベンチャーが作る。

・馬場さん:コロプラ100万ユーザー達成!iPhone版もリリース。

・大塚さん:DeNAは月間アクセス510億、1,700万ユーザーというプラットフォームで、ゲームを色々出しているが位置ゲームはまだたった10個。

・徳力さん:今後伸びそうなサービスは30min


第三部Lighting Talk

●新たな電車のための座標系

-移動する空間もジオメディアの守備範囲に
-同じ電車の中にいても電車が動いてしまっているので4Squareでcheckinできない
-集合知的に人が集まっているところに電車の存在を推定するシステム
-線路が座標

●古地図を歩くー地図ぶらり(ATRプロモーションズ @kokogikoさん)

-屏風や古地図を今の地図にマッピング→古地図やイラスト地図だと楽しい!
-根性でマッピング
-大人のエンターテインメント(プラタモリツール)

●はてなココ(@kiyoheroさん)

-FourSquareに類似。「いまココ」をクリックすると近くの物が表示され開拓したスポットや移動距離が表示される
-友達との共有
-ハッピー機能(アバターを作れる)
-イマココ+写真(アバターと写真、同じスポットにいる人と共同写真)

NearNear(シリウスラボ@yukkeさん)

-Android用ソーシャルロケーションブックマークサービス
-ソーシャル的側面→桜が咲いてたら教えてくれる
-ブックマークしたお店・スポットを記憶
-自分だけのタウンガイドが作れる

●オープンストリートマップ

-wiki的手法で地図を作るプロジェクト
-地図の作り方→GPSロガーをもって待ち歩き・紙をスキャン・無償提供してもらえた衛星画像など
-ハイチ地震で地図が全然ない地域→何かできないか
 →わずか数日でボトムアップ的手法でハイチの詳細なマップを作り上げた
 (Google Mapsよりも詳細な地図ができた!)
-今回初めてJAXAが協力
-熟練のマッパー100人以上が参加、うち日本人10人。世界中の人達が協力しているので24時間体制ができていた。

●twist(@yumilcyさん)

-social streaming portal
-twitter+Ustream
-イベント中継を地図にマッピング
-stream map(視聴者が多いのは色が変わる)
-Ustreamのタイムテーブル

●FICCLe

-個人の活動をクラウドに
-Ideal Competition 2010 でグランプリ
-情報弱者だが情報は欲しい
-cookpadで買ってきた食材を元にレシピをレコメンド・レシピを元にお店がレコメンド
-現実・ネット・ドメインを横断
-ロケーションポイントを発行
-エリアターゲティング広告+インタレストマッチ広告

●ヒトメボΒ版

-あの人かっこいいかも!と思ったら「一目惚れスイッチ」を押す
-相手も同じ場所&時間で押していたら両想いかも!

●上田さん

-「ジオメディアは革命だ」
-時間:昔、正確な時間はわからなかった→時計の誕生がタイムメディア世界へのパラダイムシフト
-空間:昔、正確な位置はわからなかった→2007年のGPS+携帯電話がジオメディア世界へのパラダイムシフト




●その他ブログ

ジオメディアは既存のビジネスモデルを超えられるか