2010年3月14日日曜日

中国全人代でのネット利用

へええええと思った記事がありました。

中国版「ツイッター」、全人代代表らが活用

 中国・北京で開催した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)などで、中国版「ツイッター」(ミニブログ)に注目が集まっている。米ツイッターが提供するサービスは中国で利用できないが、中国企業が提供する類似サービスには約50人の全人代代表らが登録し、市民の声を聞き取ろうとしている。
●中国のマイクロブログは「微博」

ちなみに「マイクロブログ」は中国では「微博」というそうです。中国製のTwitterクローンはたくさんあって、飯否とかKomooとかが有名だったそうですが、作られては死んでいっているようで、前者は今接続するとエラーになります。

なお、中国のマイクロブログもTwitter同様140文字なのですが、同じ文字数でも中国語だとたくさん書けるので、つぶやきというよりスピーチみたいな感じでくどいらしいw。それもそのはず:

英語   Good morning
日本語 おはようございます
中国語 早上好

中国語の140文字には英語 約560文字程度の情報量を込められる とのご意見も。

●Twitterへのアクセス

ご存知の通り、現在中国ではwebからtwitter.comには接続できません。でもそんなこと言ったらブログサービスvoxだってアクセスできない(ので、一昨年中国に行ってたとき私はブログの更新ができなかった)し、ブログ検索のTechnoratiにもアクセスできない(ので、Technoratiをやっていた頃エンジニアが「オンラインで仕事するからさ!」と言いながら中国に旅行に行ってからアクセスできなくて慌てた)。でも、蛇の道は蛇なのである程度のリテラシーがあれば色々とアクセスする方法はある。

中国からTwitterにアクセスする方法を記述したサイトもたくさん。


で、ブロックされているはずなのに海外人気webサービス人気投票でトップになっている。
中国のメディア統制が厳しいのはご存知の通りで、四川地震の情報を地元のTwitterユーザー達がTwitterで発信して世界に広まったという話は前もしましたが、中国のTwitterユーザー達は世界情勢にも目を配っているので、チリの地震情報も中国メディアが報じる前に、Twitterで「個人ユーザー」が報じているという話。中国でのTwitter事情にお詳しいライターのふるまいよしこさんによると:
この中国人ツイーターたちのチリ地震速報、わたしのところに届いたのは共同の速報よりも早かった…恐るべし、この敏感度RT @hecaitou: RT @thecarol: RT @wenli: 智利又發生大地震 規模7.2 http://is.gd/adkTG (via @1xl)  元URL
とのこと。ちなみにふるまいさんは中国のTwitter事情について、こちらの雑誌に記事を書かれたそうです!こうして中国のTwitterユーザは世界の動向に目を向けているので、こんなアドバイスも:
この間、「日本で中国からゲストを呼んでシンポジウムを開くときは絶対にTwitter中継したほうがいい!」とお勧めしたら、びっくりされてしまった…情報の孤島だからこそ、人々は針の穴(Twitter)を凝視していることを、その問題を取り上げる関係者すらまだ気づいていないという現実。  元URL
そうなのかー!


●全人代代表の5割以上が日常的にネットを利用

なお、下記はTwitterではなくネット全般ですが、成毛眞さんのTwitterより:
人民網の記事「ネットが民主政治をホットなものに」あれっ?なのだが、全人代代表の5割以上がネットを利用しているとのこと、日本の議員より比率は高いかもしれない。だう。 http://bit.ly/a7njYS  元URL
中国の人民網の記事の日本版「ネットが民主政治をホットなものに」から引用:
両会が開かれる中、インターネットの果たす役割が顕在化している。全国政協は委員の専門サイトを立ち上げた。全人代代表の5割以上が日常的にネットを使用しているとの調査もある。ネット民は政治参加・政治議論への情熱を抱き、「ネット民議事堂」や「強国E両会」で活躍している。これらすべてが、ネット時代の中国の政治文明建設の新たな風景を描き出しているのだ。

 昨年を振り返ると、中国人の心を揺るがした数多くの事件の中でも、ネットのパワーは特に深い印象を残した。「安定維持」「8%成長維持」「4兆元の景気対策」といった重大な措置を実行する中で、
ネットは上層部の政策決定と末端の民生における良き参謀・ブースターとなり、中国の民主政治をホットなものにした

 今年に入ると、
ネットは各地両会の重要な要素となった。安徽省と湖南省は「ネット民意」を初めて政府活動報告に盛り込み、「ネット民意」が政府の民主的政策決定の推進における重要な影響力となった。浙江省や四川省の代表・委員は、マイクロブログを開設し、民衆は「ゼロ距離」で質問をした。北京の代表・委員はウェブカメラやヘッドセットを使って、パソコンでビデオ対話を行った。

 両会で代表・委員はネットを通じて社会情勢や民意を把握し、調査を行っている。
電子メール、ブログ、マイクロブログなどを利用して、民衆との意思疎通や相互作用を強化し、さまざまな層の声を聞き、民衆のニーズや願い、社会矛盾の焦点や難点をしっかりと把握している。ネットは政治参加・政治議論のモデルを豊かにし、中国の特色ある社会主義民主政治の情報化にイノベーションをもたらしたと言える。

 昨年末時点で中国のネット利用者はすでに3億8400万人を超えており、さらに毎月800万~900万人規模で増えている。ネットを重視し、うまく扱い、うまく利用することは、時代の発展と社会進歩上の必然的要請であるのみならず、それよりも新時代の大衆路線に不可欠の手段なのだ。

なんだって!!ソース一つでは信用できないので、更なる情報が必要ですが、これだけ読むと日本より進んでるように見える。