2010年3月27日土曜日

鳩山首相の記者会見オープン化

昨日、初めて鳩山首相の記者会見が(条件つきではありますが)オープン化されました
に参加できる対象者が拡大になりました。(Twitterで「オープン」というのは原則誰でもOKでないとオープンとは言えないのではないかとの指摘を頂いたため、文言を修正しました。)





鳩山内閣総理大臣記者会見への参加について(首相官邸ホームページ)より引用:

鳩山内閣総理大臣の記者会見については、今後、以下のいずれかに該当し、事前登録を行った方は、参加することができることといたします。
(社)日本専門新聞協会会員社に所属する記者 (国会記者記章の保持者)
(社)日本雑誌協会会員社に所属する記者(国会記者記章の保持者)
外務省が発行する外国記者登録証の保持者
日本インターネット報道協会法人会員社に所属する記者で、十分な活動実績・実態を有する者
上記1、2、4の企業又は(社)日本新聞協会会員社が発行する媒体に署名記事等を提供し、十分な活動実績・実態を有する者

というわけで、総理会見オープン化の公表から当日までの主要人物のツイートをトゥギャりました。色々な意見がありますが、まずは第一歩!




●よかったこと

・今まで自民党政権では首相会見等は記者クラブに独占されており、専門紙・雑誌・外国プレス、ネットメディア、フリーランスのジャーナリスト等は入れないという状態だったのが、条件付きとは言えオープン化されたこと。歴史的な一歩である。

・フリーランスにも開放されたとはいえ、質問で当ててくれないのでは?との事前懸念もあったが、フリーランスの記者が4人も当てられ、質問することができたこと。

総理自身が自分の会見をオープン化することで、他の省庁会見等にも方向を指し示すことになる。

・そもそも記者会見のオープン化は民主党がマニフェストに掲載していたこと。ようやくマニフェストを守れましたね。


●まだまだなこと

・オープン化されたとはいえ、まだまだ参加資格があるので「完全」オープンではない。鳩山首相もそれはわかっていて、「もっと記者会見を開かれていかねばならない。今日は第一歩。こういってはいけないかもしれないが、ぶら下がりという慣習よりも、もっと開かれた会見を開くほうが望ましいのではないか」と言っている。

・オープン化されたとはいえ、総理の会見は2-3ヶ月に一回だし、どうせテレビ放映されるもの。官房長官会見や検察庁の会見など、オープン化すべきものはまだまだある。それに対しても総理は「首相会見が開いたわけだから、すべての大臣に『私は開きました』と伝えて、閣内不一致といわれないように国民に開かれた内閣の姿を示していきたい」と語っている。

・「個人の資格による動画の撮影はお断り」よってフリーランスはライブ中継や動画撮影ができない。法人はOKなので今回はドワンゴによるニコニコ生放送での中継、そして神保さんのビデオニュースでUstream中継ができました。ただし、動画席は記者クラブのみになっており「ネットメディアは床で」と言われたらしい。神保さんは大人なので「ま、そんなことは細かいこと!オープン化されてよかったよかった」と語っておられます。そんな裏話も含まれた会見終了後のインタビュー動画はこちら


・余談:官邸はソフトバンクの電波が入らないのでiPhoneが使えないらしい。


・以前書いた記事:記者クラブとOpenPressClubについて


3/28追記:
・Ustream中継をリアルタイムで見ていた人は、トータルで10,492人、ユニーク視聴者8,273人だそうです。(ソースは @tjimboさんのTweet)もちろん録画を見ている人はどんどん増えていくと思います。

・ガ島通信ブログ:首相記者会見の「オープン化」を新聞各社はどう伝えたか