2010年3月8日月曜日

サンフランシスコでの予防注射体験

昨年、南米に行くにあたって予防接種を色々と行いました。
そのときの体験から思ったこと、日米の違いを色々書きます。

日本だと、自分がどこの地域に行くか・どの病気の予防接種を受けなければならないかを自分で調べて、自分でどの予防接種を受けるかを決めて、予約をして、摂取をしに行かなければなりません。特にブラジルでは黄熱病の予防接種を行っていないと入国できないということで、黄熱病について調べたのですが、日本だと相当前に予約をしないと摂取ができない状態。

結局サンフランシスコで受けることにして、Adult Immunization & Travel Clinicというクリニックに行ってみることにしました。

予約がE-メールで、情報を添付で送る

予約はEメールでも電話でもできます。そしてホームページには記入フォーマットがあるので、渡航先等を記入して添付で送っておくようになっています。これで行く前から病院側は患者についてある程度知ることができます。

問診票に渡航国を書くと、診察前に国毎の医療関連情報を印刷して渡してくれる

予約時間に到着すると、まずは問診票を書くのですが、そこにも渡航先や旅行日程を記入するところがあります。それを提出すると、行く国毎の情報を全て印刷して渡してくれます。その書類には国の中でも地域毎にどういう医療リスクがあるのか、詳細に書かれています。(高地であれば高山病とか、熱帯雨林であればマラリアとか)そしてそこには受けるべき予防注射、リスクのレベル、料金表が添付されています。つまり、全部「受けろ」と言っているのではなく、リスクレベルを見せた上で、どうするかを患者自身に選ばせているのです。

お医者さんが診察中にGoogle検索?

診察室に入ると、問診票を元にお医者さんの診察を受けます。今回の私の旅は、高地が中心。行く先の都市名を言うと、お医者さんはすぐに高山病になったことがあるか、今まで行った高地は高度がどのくらいだったか等の質問をしてきます。私は多分メキシコシティが最高だったのでそれを言うと、お医者さんがその場でGoogleでメキシコシティの高度を検索。更に、私が行く都市の高度をGoogle検索して、高山病は気をつけた方がいいわねとアドバイス。

日本のお医者さんが診察中にGoogle検索とか聞いたことがないです。

その場で注射

問診の結果、どの予防注射を受けるかを患者が選び、その場で注射ができます。全く待たずに。ぽんです。
(私はもうちょっと書類を読んでから決めたかったので、「またきます」といっ一旦退却しました)

San Francisco


薬の情報は医療機関から薬局に直通。行けばピックアップできちゃう。

南米にいくとおなかを壊す人もいるということで旅人用の下痢止めの薬や、マラリアの危険性もあるので防虫クリームのレコメンデーションもしてくれました。(別に買わなくてもいい)

そして、かかりつけの薬局を聞いて、そこに処方箋を送っておいてくれるので、患者は行ってピックアップすればよいという仕組みになっている。非常にスピーディ。

私は旅人でかかりつけの薬局はないのだけれど。。。と伝えたところ、「じゃあCOSTCOが一番安いからCOSTCOにすれば?」ということで決定。(ちなみにCOSTCOの普通の買い物は会員にならないといけないのですが、薬局は誰でも買えます)

カルテがデータ化されてて、お医者さんが変わってもスピーディ。

さて、一旦退却したのですが、心を決めて、改めて予防接種を受けに行きました。今度は病院側が既に情報を持っているので、予約なしでいつでも行っていいことになっている。ふらりと病院を訪れると先日とは異なる先生なのだけれど、カルテが電子化されているので情報やコメントをさらっと見て「じゃあこれとこれね。受付に行ってお金を払ってきて」と言われます。

San Francisco

お医者さんはその場でパソコンで受付に私が受ける注射のデータを送るので受付の人は心得ており、私はお金を払ってレシートをもらうのみ。

お金を払い終わって診察室に戻ると、もう注射が用意されていて、注射されて終了。

何もかもが超スピーディ!

どの予防接種を受けるかを自分で調べて、病院側は言われた注射を刺すだけの日本の予防接種事情と比べてものすごい情報を与え、ものすごい情報量を与えられ、アドバイスと自己決断のもと、注射を選ぶシステム。しかも全てがものすごいスピーディで効率的!感動。

おまけ1

クリニックの入り口に巨大な注射が置いてあってめちゃめちゃひるんだことは内緒です。あれは注射嫌いには怖いので、片付けた方がいいと思う!

受付の後ろにある巨大注射器が怖い。。。

※なお、これらのクリニックでの写真撮影については許可をもらってます。

おまけ2

普通、日本で予防注射っていうと病院なんですが、アメリカだとスーパーとかでもやっているようです。
こちらはSafewayという大型チェーンスーパーの様子。

sanfrancisco