2018年12月29日土曜日

HADO体験してきました

先日、HADOを初めてやってきました!

大変楽しかったのでブログにしたためておこうと思います。

Hado trial

Hado trial

HADOってなあに?

まずはコンセプト動画をどうぞ:

 


・頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にデバイスをつけたアームバンドをつけて戦うテクノスポーツです。
・2チームの対抗戦で戦います。1対1、2対2、3対3などで戦えますが、公式戦は3対3で戦うそうです。
・1ゲームは80秒。同点の場合は1点先取のサドンデスになります。

HADOの戦い方

・拳を上げてエナジーをチャージ、拳を突き出してエナジーボールを撃って攻撃します。
・体の前にお花のようなものが見えるのがライフ。この4枚の花びらみたいなのを全て割ると1ポイントとなります。
・攻撃を受けないためには、自分の体を動かして左右に逃げたりしゃがんだりジャンプしたりして避けることができるほか、一人3回までシールドを出して守ることができます。

How to start HADO動画



攻撃してるところ。

お花みたいなのがライフ。4枚あります。


 シールドをあげたところ。


シールドの後ろにいれば、味方もシールドに守られる。自分たちの攻撃はシールドを貫通できる。敵の攻撃はシールドで守ることができる。ただし、もちろん斜め横から攻撃されたら当たってしまいます。


パラメータ設定

HADOをやる上でとても大切なのがパラメータ設定。プレイヤーは自分のステータスをカスタマイズすることができるのです。これ、超重要。テストに出ます。

各自10ポイント持っていて、全てのステータスに必ず1は入れないといけないので
残り6ポイントを下記4つのステータスに割り振っていきます。

Bullet speed (エナジーボールの速さ)
Bullet scale (エナジーボールの大きさ)
Charge speed (エナジーゲージの溜まる速さ)
Shield strength(シールドの耐久力)

チーム内での戦略や役割分担によって、シールドを最大にしてガッチリチームを守る人を作るのか(とはいえシールドは一人3枚しかないので守り続ける人は存在しない)、あるいは全員攻撃タイプにして、エナジーボールの速さ(最大にするとライフ4枚抜きとかできる)大きさ(あたりやすい)チャージの速さ(すぐに攻撃できる)にふって攻撃的なチームを作るのかなど、決められます。攻撃だったら3-3-3-1が鉄板、守りだったら1-1-4-4とかがおすすめのようです。


対戦エリア

HADOはマーカーを使ったシステムなので、基本的には自分の陣地(コート)の四角の中にいて、敵陣地の壁が見えてないとエリア外になって戦えません。上を向いても下を向いても横を向いても後ろを向いてもだめです。敵陣地の背景の壁が必ず入るようにする必要があります。エリア外になるとペナルティとしてど真ん中に立って無防備な状態になるらしい(!)ですし、エナジーやシールドのチャージもゼロに戻っちゃうので、いいことないです。最初はついあちこち見ちゃうんですが、気をつけましょう!

あと、標的は腕や体の位置ではなく、実はヘッドマウントディスプレイの位置をベースに決まるので腕の位置は関係なかったりします。

実際やってみよう

こういうのはやってみないと実際のところはわからないものなのです。というわけで実際にやってみました!

会場は「HADOのひみつ基地」という名前の場所で、とあるビルの地下でした。名前からして楽しそうでずるいw

コートはこんな感じ。

Hado trial

Hado trial

手前にテーブルとモニターがあって、みんなで観戦できます。体験会ではデバイスの装着方法からプレイの仕方まで説明して頂き、2回の練習対戦の後、1ゲーム対戦会をさせて頂いて終了となりました。

Hado trial

終了後に残りたい人はもっとやっていいよとのことだったので2:2を一戦やらせてもらいました。その時の動画がこちら。いやー実に楽しいです。



みんなで集合写真。エナジーチャージ(充填)のポーズ!

Hado trial

HADO アターック!

Hado trial

講師をやってくださった加藤エンさん(@ennkato)。ありがとうございました!

Hado trial

HADOはスポーツ!

E-sportsというのは基本的にはゲームで「スポーツみたいなゲーム」、スポーツトーナメントのようなゲームトーナメントをやってるけど結局ゲームです。HADOは「テクノスポーツ」という新しいジャンルのスポーツを作ろうと思っていて、これは「ゲームのようなスポーツ」で、あくまでスポーツである、とおっしゃっていました。

この新しいスポーツを育てていくため、小さな大会にも賞金が出ますし、地区戦から始まりワールドカップまであります。戦況の実況もあります。公式大会の年間スケジュールはこんな感じ。

Hado trial

この12月に開催された HADO WORLD CUPの動画がこちら。



HADOをやるには

やってみたいという方は、まずは無料の体験会が開催されているので、それに参加してみるとよいと思います。

HADO体験会

体験会で楽しい!と思った方のネクストステップとしては、HADOができる商業用施設があちこちにあるのでそこで練習できるそうです。貸し切りとかもできるとのこと。

HADO ARENAリスト
https://meleap.com/hado/shop/

Hado trial

日本が多いのは当然として、海外にも結構あるんですねえ。



さらに「ENJOY! HADO」というイベントが定期的に開催されていて、これは初心者から上級者までが集うレベルアップのための練習会のような物らしいです。ただ、HADOのやり方は教えてくれないので、やり方を教えて欲しい人は体験会の方に行った方がいいようです。

HADOのイベントリスト
http://meleap.com/event/

Hado trial

最後に:今回誘ってくださった亀井さん、ありがとうございました!大変楽しかったです :D

Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。

2018年9月20日木曜日

JoiのPh.D取得記念パーティーに行ってきた!

デジタルガレージ・テクノラティ・Joi Ito's Lab時代の上司だったJoiこと伊藤穰一さんの博士号取得記念パーティーに行ってきました。Joi、おめでとうございます!



<集合写真:photo credit 石井裕先生>

Joi の博士論文は GitHub に上がってます。

"The Practice of Change"

https://github.com/Joi/phd-dissertation

日本語タイトルは「変革論」。

 "How I survived being interested in everything"っていうのがJoiらしい :D

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村井先生と Joi。ビフォア

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アフター

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色々お作法があるらしい。

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後ろのデザインも素敵ということで後ろもご紹介。

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たくさんの方がお祝いにかけつけました。皆さん、素敵な笑顔!

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博士論文は284ページもあるのですが、Joi みずから概要を15分でご紹介!
御本人の許可を頂いたので思い出しながらご紹介。

15分解説版:"The Practice of Change"

世の中は複雑なシステムでできており、自然に適応していくようになっている。

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現代の経済は複雑だけど循環するシステム(circular system)ではないのが問題。世の中は便利で効率のよい「プロセス」を求め、それが複雑なシステムを壊していき、富は循環せず、貧富の差がますます開いていく。

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では何が必要なのかというと、Art, Science, Design, Engineeringのループ

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昔のBauhausの事例。建築や素材、色やツールなどをループさせることによって、この時代に合う新しい開発が行われ、新しい物が生み出されていた。

ちなみにその頃の真ん中はハウス(building)だった。今はawareness。

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これは自然から来たマテリアルでできた像で、自然に戻すことができ、建築であり、デザインでもあり、アートであり、工学でもある。

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大自然から学ぶため、メディアラボでは世界中の原住民の研究を行っている。原住民たちは、太古から自然とのコミュニケーションをやってきた。日本も自然との共生を得意としてきたはずの国なのに、高度経済成長でそれが壊れてしまったのではないか。

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BI(Before Internet)の安定していた時代。

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AI(After Internet)で一気に複雑化していった。

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インターネットの黎明期は、お風呂場に突っ込まれたサーバ達で某ISPが動いていて、某新聞社のウェブサイトのバックエンドもここで動いていた。99.9%は動いてて、時々熱で止まってしまい、慌ててファンを買いに行くような時代だった。

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電話の時代には大きな電話の会社があり、ITUのような規制機関があり、そして主なステークホルダーとしては政府がある、こんな構造だった。

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それに対してインターネット時代には色々なレイヤーが出てきて、オープンプロトコルや強制的な価格破壊、アンバンドル化がどんどん行われていった。

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ブロックチェーンもこんな風にアンバンドル化できるのでは。

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昔のインターネットというのは、経理の人が自分でプログラムを書いてみて計算ソフトを作ったり動かしてみたり、自分でゲームを作ってみたり、自分たちで何かを作り出せる世界だった。

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インターネットはレゴみたいなもので、エコシステムになっていた。

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そしてそこから色々なサービスが次々と誕生していった。

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ところが今は、レゴ型ではなく、ソリューション型、パッケージ型になってしまった。

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昔は企業の方が効率良かったのだが、複雑化する世の中の中で、企業よりバーチャルコミュニティの方が効率がよくなってきた。

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資本型モノポリーからネットワーク型モノポリーへ。

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SafeCastの事例紹介。
SafeCastとは、東日本大震災の後にJoiが立ち上げた放射能を図るコミュニティ。

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現在は1億データポイントまできた。

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SafeCastでは、ガイガーカウンターを市民のみんながキットで作ったり、データを測ったり、アップロードしたりする。学者や国がやるのではなく、みんなが参加することが重要。学者や国が出してくるデータを見ているだけだとみんなは動かないけど、自分で作ると人々がアクティベートされる

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Joiの家のキッチンでDNAの研究。

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従来は囲い込みがちだった、農業のオープンリサーチが始まった。

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CubeSatは衛星をみんなで作るプロジェクト。宇宙もオープン化が始まった。学生でも自分で設計して衛星を打ち上げられる。

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複雑なシステムの中で変革を起こすには、システムを変えるのではなくゴールを変えることが大事。

ゲーム「Monopoly」は有名だが、実はもともとは共産主義の人が作った「資本主義は悲劇になる」(大家と借り主の世界、土地の独占が可能となるような社会制度はよくない)というコンセプトのゲームだった。

ところが、このゲームのゴールを「友達を倒産させる」ことに変えたところ、ブレイクした。

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GenZの子どもたちが世界を変える!

GenZの若い子達は、ソーシャルメディアがなかった頃を知らない。この子達が世の中の考え方、バリューを変えていく。我々大人はそれをサポートしていかないといけない。

フロリダの高校で銃乱射事件が起きた後、それでもJoiがアメリカの未来について楽観的でいられるのは、GenZの子どもたちの動きを見たから。

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学校をボイコットしたり、アクティビストの活動をしたり、と動き始めた生徒たち。それに対して、退学にするぞと脅す高校の先生たち。そうした活動をしている生徒達を「じゃあうちの大学で受け入れるぞ、どんどんやれ!」ともりあげるMITを始めとする大学たち。

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昔のヒッピー時代にもつながる、こういう子どもたちを、我々大人たちは信用して、支援するべきなのだ。。。ということでお話終了。

せっかくなので最後にJoiとツーショット :D
改めて博士号取得、おめでとうございます〜!

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Disclaimer このブログは山崎富美の個人的なものです。ここで述べられていることは私の個人的な意見に基づくものであり、私の雇用者には一切の関係はありません。